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慌ただしかった週末の記録を少し。
『四隣人の食卓』(書肆侃侃房)の刊行を記念したク・ビョンモさんと深緑野分さんのトークイベントが終わりました。お越しいただいたみなさん、ありがとうございました!! pic.twitter.com/nguwdyV25y
— 本のあるところajiro (@ajirobooks) November 16, 2019
土曜はこちらのイベントに参加してきた。本当はその前日の読書会にも出たかったのだが所用があって断念。このトークイベントも仕事絡みの講習会と重なって間に合うかどうかわからなかったのだが、なんとか頭から参加できたのであった。奇跡。
『四隣人の食卓』については、前回の記事に書かなかったが気になっていたことがあった。四家族それぞれの「妻」の視点で描かれた4人の「夫」はどいつもこいつもダメ男なんだけど、セリフの端々に「あー俺も言ってるかも……」というところがちょこちょこ出てくる。1mmも共感できないのに、なぜか自分のことのように感じてしまうこの絶妙なさじ加減の造形は、いったいどこまで狙ったものだったのか。それを聞いてみたかった。で、聞いた。
夫をモデルにしたのではない、という答えには笑いも起こっていたが、基本的に「ありえない」人として描いたということらしい。他にもいろいろ話してもらったのだが忘れちゃったよ鳥頭だから。
トークイベントの全体的な印象としては、深緑野分さんのリードもよく、終始なごやかな雰囲気だったなあと。ただちょっと暑かったかな。知り合いも何人か来ていたので少し話をして、あとク・ビョンモさんにサインもいただいて帰宅した。